甘い微熱ーセフレから始まる恋ー
「ちょっとお手洗い」
カウンターの高めの席から降りると、急に立ち上がったせいもあって身体がふらつき、咄嗟に向井くんに腕を掴まれた。
「危ねぇ」
「ごめん」
掴まれた腕が、アルコールも相まって熱い。
アルコールの入った状態で触れられると、どうしても先週の出来事を思い出してしまう。
向井くんの手からそっと離れ、トイレの鏡に映る自分を戒めるように両頬を叩く。
身体目的ならもう会わないと決意したはずなのに、彼の温もりにいちいち反応する私ははしたない。
カウンターの高めの席から降りると、急に立ち上がったせいもあって身体がふらつき、咄嗟に向井くんに腕を掴まれた。
「危ねぇ」
「ごめん」
掴まれた腕が、アルコールも相まって熱い。
アルコールの入った状態で触れられると、どうしても先週の出来事を思い出してしまう。
向井くんの手からそっと離れ、トイレの鏡に映る自分を戒めるように両頬を叩く。
身体目的ならもう会わないと決意したはずなのに、彼の温もりにいちいち反応する私ははしたない。