眠り王子と夢中の恋。
軽いなんてそんなの、私を持たないと分からないはず。
……いやいや、持った?
もしかして、ここまで……
「あの、ここまでどうやって」
「ん?抱えてきたけど」
いやそんな平然と言われても‼︎
ぽかんと口を開ける私を見て、口の端を上げてニヤリと笑う朝霧くん。
「まー、意識飛ばしちゃったし?
歩けそうになかったからね、そこは不可抗力として」
「えええ……って今何時⁉︎」
時計を見ると、10時を超えている。
嘘、私2時間も寝たの⁉︎
……いやいや、持った?
もしかして、ここまで……
「あの、ここまでどうやって」
「ん?抱えてきたけど」
いやそんな平然と言われても‼︎
ぽかんと口を開ける私を見て、口の端を上げてニヤリと笑う朝霧くん。
「まー、意識飛ばしちゃったし?
歩けそうになかったからね、そこは不可抗力として」
「えええ……って今何時⁉︎」
時計を見ると、10時を超えている。
嘘、私2時間も寝たの⁉︎