最愛から2番目の恋
「そのような余計なお気遣いは無用に存じます。
パーカーとはそのような関係ではありません。
侍女のテレサの弟でもありますし、わたくしの兄や姉とも同じく時を過ごして参りました幼馴染みなのです」
「……左様でございますか。
これは余計な事を申し上げまして、誠に失礼致しました。
では、警護の人選はお任せいただけると?」
「えぇ、わたくしのようなお飾りの新参者に付くことを厭わない者であれば。
そうですね、それを条件に致しましょう」
恐らく、宰相はブレイクとの関係を、未だに疑っているだろうが、どうでも構わない。
彼がアストリッツァに関わる事はないし……
それに、ガートルードが本当に心に秘めた人物を、それによって知られることがないのなら。
ブレイクには申し訳ないけれど、それらしき立場のままで居て貰おう。
しかし、改めて何という国だろうと思う。
王太子に既に番が居るからと、輿入れしてきた早々に、王太子妃に愛人を斡旋する宰相と近衛隊長とは……
彼等を統べる国王陛下はどのような人物なのだろう。
「では、そろそろ夕餉の時間となりますので、ここで失礼を致します。
警備は今、2名外に立たせておりますので、明日の朝まではこの2名とさせていただきます。
では、今度こそ、ごゆるりと……」
パーカーとはそのような関係ではありません。
侍女のテレサの弟でもありますし、わたくしの兄や姉とも同じく時を過ごして参りました幼馴染みなのです」
「……左様でございますか。
これは余計な事を申し上げまして、誠に失礼致しました。
では、警護の人選はお任せいただけると?」
「えぇ、わたくしのようなお飾りの新参者に付くことを厭わない者であれば。
そうですね、それを条件に致しましょう」
恐らく、宰相はブレイクとの関係を、未だに疑っているだろうが、どうでも構わない。
彼がアストリッツァに関わる事はないし……
それに、ガートルードが本当に心に秘めた人物を、それによって知られることがないのなら。
ブレイクには申し訳ないけれど、それらしき立場のままで居て貰おう。
しかし、改めて何という国だろうと思う。
王太子に既に番が居るからと、輿入れしてきた早々に、王太子妃に愛人を斡旋する宰相と近衛隊長とは……
彼等を統べる国王陛下はどのような人物なのだろう。
「では、そろそろ夕餉の時間となりますので、ここで失礼を致します。
警備は今、2名外に立たせておりますので、明日の朝まではこの2名とさせていただきます。
では、今度こそ、ごゆるりと……」