逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
本当は、こんな気持で蓮さんに会うのは間違いなんだろう。でも、仕事にかこつけて会えるなら、それは「ラッキー!」って捉えても、いいのでは……ないか?
頭の中に『不可抗力だもの。かをる』という墨字が浮かんだ。掛け軸として飾りたいくらいだと自画自賛して、私は少しだけ笑顔になった。
やっと、以前の自分に会えた気がした。
そう、仕事なのだから、罪悪感を抱く必要なんてない。
蓮さんに出会ってすぐの頃、まだあの人に恋していなかったときの私に戻って、いつもの笑顔で会えばいい。
「わかりました。大丈夫です。明日、御社に伺います」
広瀬さんはスマホを操作しながら、ちらりと私に視線を向ける。
「出雲くんとアポがとれた。明日、10時に会社で。今日のドラフトはもうメールしたから、感想は直接聞けるはずよ」
「はい、わかりました」
広瀬さんは大きく伸びをし、少し芝居がかった口調で言った。
「あーあ、1日中座って読書してただけなのにお腹が空いちゃった。ね、隣のイタリアンで軽く食事していかない?」
頭の中に『不可抗力だもの。かをる』という墨字が浮かんだ。掛け軸として飾りたいくらいだと自画自賛して、私は少しだけ笑顔になった。
やっと、以前の自分に会えた気がした。
そう、仕事なのだから、罪悪感を抱く必要なんてない。
蓮さんに出会ってすぐの頃、まだあの人に恋していなかったときの私に戻って、いつもの笑顔で会えばいい。
「わかりました。大丈夫です。明日、御社に伺います」
広瀬さんはスマホを操作しながら、ちらりと私に視線を向ける。
「出雲くんとアポがとれた。明日、10時に会社で。今日のドラフトはもうメールしたから、感想は直接聞けるはずよ」
「はい、わかりました」
広瀬さんは大きく伸びをし、少し芝居がかった口調で言った。
「あーあ、1日中座って読書してただけなのにお腹が空いちゃった。ね、隣のイタリアンで軽く食事していかない?」