逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
一瞬、頭が真っ白になって、何を言われているのか理解できなかった。
次第に、その単語がじわじわと頭の中で形をなしていく。
「いもう、と?」
蓮さんが、私と理央さんの間に割って入る。
「ほら、薫のこの表情……絶対に聞いていないって顔だよ」
「妹の理央ですって、言ったよね? 言ったでしょ? あれ……もしかして、言わなかった?」
混乱する頭で、私はとりあえず事実だけ伝えようと口を開く。
「きいてない……」
理央さんは両手で顔を覆い、「あちゃー……」と小さく声を漏らした。次の瞬間、顔を上げると、なぜか不機嫌そうに蓮さんを指差す。
「薫さん、この人は兄さんだし、たとえ兄じゃなかったとしても、こんな細いCanadian Niceすぎる優男、私の好みじゃないんで、絶対無理ですから!」
「……カネィディアン、なに……?」
「要するに、礼儀正しくて、優しすぎて、いつも自分を後回しにして損するタイプってこと。……兄さん、その典型でしょ?」
そう言って、理央さんはスマホを操作し、画面を私に見せる。そこには、大量の薪を前に、斧を担いでたくましい腕を誇らしげに見せる金髪の男性の写真が表示されていた。
次第に、その単語がじわじわと頭の中で形をなしていく。
「いもう、と?」
蓮さんが、私と理央さんの間に割って入る。
「ほら、薫のこの表情……絶対に聞いていないって顔だよ」
「妹の理央ですって、言ったよね? 言ったでしょ? あれ……もしかして、言わなかった?」
混乱する頭で、私はとりあえず事実だけ伝えようと口を開く。
「きいてない……」
理央さんは両手で顔を覆い、「あちゃー……」と小さく声を漏らした。次の瞬間、顔を上げると、なぜか不機嫌そうに蓮さんを指差す。
「薫さん、この人は兄さんだし、たとえ兄じゃなかったとしても、こんな細いCanadian Niceすぎる優男、私の好みじゃないんで、絶対無理ですから!」
「……カネィディアン、なに……?」
「要するに、礼儀正しくて、優しすぎて、いつも自分を後回しにして損するタイプってこと。……兄さん、その典型でしょ?」
そう言って、理央さんはスマホを操作し、画面を私に見せる。そこには、大量の薪を前に、斧を担いでたくましい腕を誇らしげに見せる金髪の男性の写真が表示されていた。