逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
 彼は私たちに気づくと、一瞬驚いたように眉を上げ、それから余裕のある微笑みを浮かべた。

「やあ、またお会いできるなんて、うれしいよ」

 私は知里さんに、さっき公園で彼に会ったことを伝えた。須賀さんは、知里さんの前の椅子に腰を下ろし、頬杖をついて、甘く神秘的な笑みを浮かべる。

「広瀬さんのご友人だったなんて……これも運命のいたずらかな?」

「ふふ、運命だなんて大げさね。でも、そう言われて悪い気はしないわ」

 その弾んだ声に、私はそっと彼女の横顔を覗き見る。そこには、これまで見たこともないほど夢見心地の表情で須賀さんを見つめる知里さんがいた。

 数日前に彼女から言われた言葉が、ふと脳裏をよぎる。

 ──彼が春木賢一朗かどうか、それから、結婚を前提に付き合う相手としてありかなしか、率直な感想を聞かせてほしいの。

 知里さん、ごめんなさい。率直に言うと……どっちもノーだと思います。

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Special Thanks:
朝比奈架音さま かのんちゃん、お名前と作品タイトルを遊び心いっぱいで使わせてくれて、本当にありがとう!
葵ひかりさま ひーさん、discoで生まれた面白いタイトルを使わせてくれてありがとう! キャラクターの名前も考えてくれて感謝です!
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