逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
やがて祐介は、私のスペシャルティコーヒーと、自分用のデザートドリンク「ミッドナイト・フラフィーココア」を持って席に戻ってきた。私は礼を言いながらコーヒーを受け取り、「今日はお祝いだから、祐介の分も全部払いたい。いくら?」と聞いた。
「俺のほうが高給取りだから、これくらい奢らせてよ。それよりさ、俺の小説、ついに世に出るんだよ!」
祐介は、昔と変わらない無邪気な笑顔を見せてくれた。私はほっとしながら、祐介の肩に手をかけた。
「おめでとう! いつか認められるって信じてたよ」
「姉ちゃん、昔から俺の小説の一番のファンだったもんな」
祐介は、少し照れくさそうに笑った。
「根尾頁出版の新人賞を獲ったんだ。もちろん書籍化も決まったよ。担当編集の譲原さんて人、もう定年が近いんだけど、ヒット作を次々と出すから『伝説』って呼ばれてるんだ。そんな人がだよ、俺の作品を読んで、『ぜひ自分に編集させてくれ』って手を挙げてくれたの」
「それはすごいね。本が出たらサインをもらわなくっちゃ。えっと、椿じゃなくて、春木……。あれ、下の名前なんだっけ?」
「賢一朗」
「俺のほうが高給取りだから、これくらい奢らせてよ。それよりさ、俺の小説、ついに世に出るんだよ!」
祐介は、昔と変わらない無邪気な笑顔を見せてくれた。私はほっとしながら、祐介の肩に手をかけた。
「おめでとう! いつか認められるって信じてたよ」
「姉ちゃん、昔から俺の小説の一番のファンだったもんな」
祐介は、少し照れくさそうに笑った。
「根尾頁出版の新人賞を獲ったんだ。もちろん書籍化も決まったよ。担当編集の譲原さんて人、もう定年が近いんだけど、ヒット作を次々と出すから『伝説』って呼ばれてるんだ。そんな人がだよ、俺の作品を読んで、『ぜひ自分に編集させてくれ』って手を挙げてくれたの」
「それはすごいね。本が出たらサインをもらわなくっちゃ。えっと、椿じゃなくて、春木……。あれ、下の名前なんだっけ?」
「賢一朗」