逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
だけど、そのときは──まさか本当に彼に渡せる日が来るなんて、思いもしなかった。
あの日の切なさと、身を焦がすような愛おしさが蘇る。唇をそっと噛み、視線を上げると──まっすぐに私を見つめる蓮さんと目が合った。
「ありがとう……大切にする」
その言葉に、私は照れて頷く。「ネクタイを大切にする」という意味なのに、まるで私自身のことを言われたようで──そんなふうに思ってしまう自分が、少し恥ずかしかった。
「僕からも、あるんだ」
彼は手のひらサイズの箱を、そっと私の手に乗せた。驚いて顔を上げると、蓮さんは優しく微笑み、「開けてみて」と促した。
リボンとラッピングペーパーを外す。現れたのは、小粒のラピスラズリと、さらに小さなダイヤモンドがあしらわれたネックレスだった。
どこまでも深い宇宙を切り取ったかのような石と、そこに寄り添う一粒の星のような煌めきに、私は思わず息を呑む。
「蓮さん、これ……」
「付けてあげるよ。後ろ向いて」
言われるままに背を向け、髪を手でまとめる。
蓮さんの指がそっと首元に触れた瞬間、心臓が跳ねるように高鳴った。肌に伝わる彼の体温が、静かに私の中へ浸透していく。
あの日の切なさと、身を焦がすような愛おしさが蘇る。唇をそっと噛み、視線を上げると──まっすぐに私を見つめる蓮さんと目が合った。
「ありがとう……大切にする」
その言葉に、私は照れて頷く。「ネクタイを大切にする」という意味なのに、まるで私自身のことを言われたようで──そんなふうに思ってしまう自分が、少し恥ずかしかった。
「僕からも、あるんだ」
彼は手のひらサイズの箱を、そっと私の手に乗せた。驚いて顔を上げると、蓮さんは優しく微笑み、「開けてみて」と促した。
リボンとラッピングペーパーを外す。現れたのは、小粒のラピスラズリと、さらに小さなダイヤモンドがあしらわれたネックレスだった。
どこまでも深い宇宙を切り取ったかのような石と、そこに寄り添う一粒の星のような煌めきに、私は思わず息を呑む。
「蓮さん、これ……」
「付けてあげるよ。後ろ向いて」
言われるままに背を向け、髪を手でまとめる。
蓮さんの指がそっと首元に触れた瞬間、心臓が跳ねるように高鳴った。肌に伝わる彼の体温が、静かに私の中へ浸透していく。