逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
「事前に聞いてなかったのは、親友としてちょっとショックだったけど。でも、おめでとう! 薫が好きな人と結婚するなら、私も嬉しいよ」
「明日香ちゃん……ありがとう」それと、嘘をついてごめんね。
「でも、薫が一目惚れなんて珍しいよね。薫は昔から行動派だけど、恋愛に関してはかなりの慎重派なのに」
さすが幼なじみ。私のことをよくわかっているなぁと痛感する。言葉に詰まっていると、明日香ちゃんが話題を変えた。
「そうそう、電話したのはね、来週、和樹が出張でこっちに来るらしいの」
その名前を聞いて、私の心臓が少し波打った。
「そう、和樹が……」
「みんなで集まろうって話が出たから、薫もどうかなって思ったの。あ、そうだ、もしよかったら彼氏も連れてきて! 薫の婚約者なら大歓迎だよ」
私はちょっと考える。いずれは実家への挨拶も行かなければならないし、ちょうどいい機会かもしれない。
それに……和樹に会って、結婚を報告したい気持ちもあった。そうすれば、心のひっかかったままのわだかまりも、消えてなくなるかもしれない。
「わかった。彼に聞いてみるね。普通の土日だから、ゆっくりとはできないけれど」
「明日香ちゃん……ありがとう」それと、嘘をついてごめんね。
「でも、薫が一目惚れなんて珍しいよね。薫は昔から行動派だけど、恋愛に関してはかなりの慎重派なのに」
さすが幼なじみ。私のことをよくわかっているなぁと痛感する。言葉に詰まっていると、明日香ちゃんが話題を変えた。
「そうそう、電話したのはね、来週、和樹が出張でこっちに来るらしいの」
その名前を聞いて、私の心臓が少し波打った。
「そう、和樹が……」
「みんなで集まろうって話が出たから、薫もどうかなって思ったの。あ、そうだ、もしよかったら彼氏も連れてきて! 薫の婚約者なら大歓迎だよ」
私はちょっと考える。いずれは実家への挨拶も行かなければならないし、ちょうどいい機会かもしれない。
それに……和樹に会って、結婚を報告したい気持ちもあった。そうすれば、心のひっかかったままのわだかまりも、消えてなくなるかもしれない。
「わかった。彼に聞いてみるね。普通の土日だから、ゆっくりとはできないけれど」