そばにいるって、君が忘れないように
もう、目を瞑っていても誰がしゃべっているのか、どういう顔してしゃべっているのか、分かるよ。
 
みんな、綺麗。

 

時間が近づくと人がどんどん集まってきた。


「そろそろかな」と前にいる優弥が肩を弾ませている。私の胸も弾んでいる。

 
すると、



ドンッ──。
 


と懐かしい音がその場に響いた。

そして、ひゅるひゅるという音がそれに続く。



バンッ──。

 

夜空にひとつ、大きな花が咲いた。


「わあ……」
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