そばにいるって、君が忘れないように
学校に行くと、昇降口前に五人がいた。

 
その姿を見ると、なんだかほっとする。

けど、なんだか、違う。


「あー、のどか、死んでなくてよかった」と創先輩が言った。


「え?」

「昨日のどか休んだでしょ? 今まで一回も休んだことがなかったから、心配したんだよ」と亮先輩が彼を見る。「ま、もちろん、俺も心配したけど、ね」と付け足した。

 
少し照れているような亮先輩がなんだか可愛らしかった。


「ふっ。ありがとうごさいます」

 
五人の目には、私が元気ないように映ったみたいだった。


「何かあったら何でも相談するんだよ?」と亮先輩。


「もし体調がだるいんやったら、一緒に筋トレしよう! 何でかわからないけど風邪ひかなくなるんだよ!」とキング。


「まっ、のどかは、普通の女子より強いから大丈夫じゃない?」と優弥先輩。
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