そばにいるって、君が忘れないように
「ぎゅーしてあげる?」と純斗くん。

 
それぞれ違うみんなの優しさがとてもうれしかった。

 
よっぽど、元気ないんだな、私。

みんなに心配かけるなんて、できない。


「大丈夫だよ、ありがとう」


 
授業中、母から一件のメールが届いた。

今日、おばあちゃんは詳しい検査をしたらしい。

病名は、心筋梗塞だと判明した。

前、私が調べて出てきた病気だった。

 
私はたまらなくなって、仮病を使い、みんなのいるであろう秘密の教室へ向かった。


中に入ると、そこには亮先輩しかいなかった。


「あれ、のどか? どうしたの?」と少々驚いた様子だ。

 
まあ、びっくりするのも当たり前か。

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