そばにいるって、君が忘れないように
勢いよく扉を開ける。


「みんな!!」

 
急な大きい音に、そこにいた五人全員がひどく驚いた。


「なんやっ!?」

「のどかぁ?」

「うるせぇな、急に」

「びっくりしたー」

 
亮先輩は心臓に手を当てている。


「あのねみんな! あのね? あのねっ! あのね!」

「のどか、落ち着いて?」
 

亮先輩が優しく微笑んだ。

私は胸に手を置き、深く深呼吸をする。


「おばあちゃんのっ! 病気がっ! 治ったの!!」

「え゛ええええっ?!」
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