そばにいるって、君が忘れないように
その言葉にみんな一斉に驚いた。


「ほ、ほんまか?」
 

キングが目をまんまるにしている。


「うん、ほんま! ほんまのホンマ!」

「マジか……すげぇな」
 

創先輩は、生まれて初めて虹を見たような目で私を見つめながらそう言った。


「ほぉら、のどか、僕ちゃんが言った通りでしょ?」と優弥先輩が胸を張っている。


その奥では、泣いているキングを慰めている亮先輩が見えた。


「ちょっと、何で泣いてるのよ? 私だって我慢してるのに……」

「泣いてなんかないやん!」

 
キングは赤い目をこちらに向けた。
 
いや、バリバリ泣いてるがな。


「あはー。泣いてるよぉ」
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