そばにいるって、君が忘れないように
静かな夜の町に響き渡る笑い声。
空を見上げると、星がチカチカと輝いていた。
今まで生きてきた中で、今見ている星が一番綺麗な気がするのは気のせいだろうか。
気づいたら家に着いていた。
私は、後ろを振り返る。
「じゃあね、みんな、送ってくれてありがとう。今日は楽しかったよ」
こうして五人に見送られるなんて、なんて私は幸せ者なんだろう、と改めて思える瞬間だった。
今まではどん底だった人生だったけど、神様はちゃんと人に幸せを平等に分けているのかもしれない。
一生懸命に、がむしゃらに頑張れば絶対に報われるときが来る。
それがどんな形で舞落ちて来ようとも……。