復讐殺人日記
「貴斗もこっちにきて!」
ぬいぐるみに興味のない貴斗はひとりお菓子のコーナーを見ていたが、大きな声で呼んだ。
貴斗が私の声に気が付いて駆け寄ってくる。
「なんだ? なにか欲しいものがあるのか?」
「そうじゃなくて、ガラス越しに奥を確認して」
手早く説明して場所を空ける。
不振そうにしながらユーフォーキャッチャーの前に立った貴斗も、すぐに表情が変わった。
勢い欲振り向き、そして怪訝そうな顔つきになる。
「いない?」
そう呟いてまたガラス越しにゲームセンターの奥へ視線をやる。
そこにはやはり影が見える。
「なんだよこれ、気持ち悪りぃな」
貴斗が顔をしかめてユーフォーキャッチャーから身を離した。
瑞穂と日奈子もどうにかそこから離れて4人で逃げるように表に出る。
ぬいぐるみに興味のない貴斗はひとりお菓子のコーナーを見ていたが、大きな声で呼んだ。
貴斗が私の声に気が付いて駆け寄ってくる。
「なんだ? なにか欲しいものがあるのか?」
「そうじゃなくて、ガラス越しに奥を確認して」
手早く説明して場所を空ける。
不振そうにしながらユーフォーキャッチャーの前に立った貴斗も、すぐに表情が変わった。
勢い欲振り向き、そして怪訝そうな顔つきになる。
「いない?」
そう呟いてまたガラス越しにゲームセンターの奥へ視線をやる。
そこにはやはり影が見える。
「なんだよこれ、気持ち悪りぃな」
貴斗が顔をしかめてユーフォーキャッチャーから身を離した。
瑞穂と日奈子もどうにかそこから離れて4人で逃げるように表に出る。