若頭は拾い猫を甘やかしたい。
弥生side


あーー早く帰りてー。

と、この目の前の雑魚を見ながらタバコをふかす。



「おいお前、とっとと口割れや。」


「なんでうちのシマ勝手に入って勝手に俺の可愛い部下たちに手出してくれてんの??死にてーの?お前。」



今は所謂、拷問中だ。

不法侵入者は徹底的に潰さねーといけない。


でもこんな雑魚相手に時間使うだけ無駄だなほんと。




「うぐっ…!!!す、すみま…あぁっ!!!」


「謝罪とかいらねーから早く理由言えよ。」



ぐりぐりと革靴で指を踏み潰して男の髪を掴み顔をあげさせる。


……都がこんなとこ見たら俺のこと軽蔑するかな。

あー、胸糞悪いな。



「もうお前の理由なんて価値無さそうだし、いっそのこと殺そーか。」



拷問みたいにジワジワ痛めつけるような悪趣味よりは、もはや殺してしまった方が潔い気がしてきて、


男の頭に拳銃を突きつける。



「ああぁああ、言います…っ、すみません許してください。理由言うのでお願いします…!!」



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