若頭は拾い猫を甘やかしたい。
そんなに驚くことなのかな。

皆にカッコいいって言われてそうなのに。


「いつも色んな人に言われないの?」


「んー、他の人に言われても別に何とも思わないから。」


…?

少し濁したような言葉に頭の中がはてなマークで埋め尽くされる。


そんな私の様子を見たからか、弥生くんは柔らかく笑って、


「都、かっこいいとか色んな奴に言ったらだめだからね。」


とポンポンと頭を撫でてきた。



「うん、言わない。」


「偉いな。」



というよりも、多分弥生くん以外をかっこいいと思うことは無いと思う。


今の私の世界では、弥生くんが誰よりもキラキラして輝いて見えてるから。

弥生くんは命の恩人で、神様みたいな人。



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