若頭は拾い猫を甘やかしたい。
そして少し歩くとすぐ目の前に綺麗な海が。



「都、足つけてみたら?」


弥生くんにそう言われて、少しワンピースの裾を上げて靴を脱いで足を綺麗な水につけてみると、



「わぁ、冷たい、」



思った以上に冷んやりとした感触が足に広がった。

冷たいけど、ザラザラした砂を踏む心地が面白くて凄く楽しい。


海って、こんなに綺麗なんだ。

そりゃ弥生くんもこの場所を好きになる訳だ。




「弥生くんも、一緒入ろ?」



せっかくだから、弥生くんも一緒に入りたい。

そう思って手を伸ばすと、弥生くんはまた優しく笑いながら、


「いーよ、」



と言って私の手を取った。



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