転生したら不良と恋する恋愛小説の悪女でした。
どうしたもんか…。
「ねぇ」
また媚でも売っとく?
「おい」
いやでも、何のために…。
「あんた、」
『うるっっさいわね!こっちは色々考えてんの、よ…』
…………………あ。
しまった。
これは…間違いなく確実に、
やらかした☆
あ、と思って両手で口をおさえても時すでに遅し。
その場の空気が一瞬で凍りついた。
あ、あれー?
ここ南極ー?
6月の中庭に、ブリザードが吹き荒れる。
呑気な子猫がくぁっ、とひとつあくびした。