うしろの正面だーあれ



細い道を歩く。



日が沈んできたからか、少し暗い。



独りでいることが怖くなったのは、いつからだろう。



いつから独りで居られなくなった…?






『かーごめかごめ』



!?



咲子は驚いて視線を上げる。



そこには、何も知らないはずの杏奈と早織の姿があった。



『な…何!?』



『何ビビってんだよ。
何か身に覚えでもあんのかよ。』



杏奈はニヤリと笑って咲子を上から見た。



『っ…知らないよ!』



『ふ〜ん?鶴田のことも?』



『!』



『亀井のことも。』



『………………。』



『一緒に来てもらおうか。』



そう言われた咲子は、ついて行かざるを得なかった。



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