うしろの正面だーあれ
『やっべ…
死んだかな…。』
我に返った1人の少年が不安げに尋ねた。
その問いに杏奈が答える。
『大丈夫よ…死んだとしても、うちらがやったってバレなきゃいいんだし!
現に、鶴田達のこともバレてないし。』
その言い方に違和感を覚えた者はいるだろうか。
そして、何故 彼女達は何もかも知っているのだろうか。
その答えは、今はまだ謎のまま…。
………
……………
…………………
『ぅ゙〜…痛…』
どれくらい気を失っていたのだろう。
辺りは真っ暗だ。
山のせいか、灯りもない為、何も見えない。
咲子は、ポケットに入れていた、オモチャの小型ライトを取り出した。
『よかった…持ってて。』
何が起きたのかを頭の中で整理する。
高井戸さんと平塚さんに会って…
裏山につれて行かれて…
かごめかごめをして…
『突き落とされた…?』
咲子はひとり、呟いた。