うしろの正面だーあれ
『杏奈も、その程度だったのかよ。』
『あたし、早織ちゃんの方に移っちゃお〜。』
『てか、凄かったよね!早織ちゃん、かっこよかった〜!』
『杏奈なんてさ、親の手 借りなかったら何が出来んの?』
『何も出来ないじゃん。』
たった数分間の出来事が、杏奈の運命を大きく変えた。
『ちょっと…』
フイ
『ねぇ!』
フイ
ほんの数分前まで杏奈側についていた者達が、一斉に杏奈を無視し始めた。
『やっぱ早織ちゃんだよね〜。』
『誰?杏奈って。』