うしろの正面だーあれ
誰もが杏奈の独裁に密かに不満を持っていたのだ。
だが、決して口に出しはしない。
みんなが思っていること。
しかし、この中の誰かが必ず裏切るのだ。
被害者が居た。
それは、なんと佐和だったのだ。
あれは、学年が上がる前だっただろうか。
杏奈と早織による、あまりにも酷い独裁に、佐和は不満を隠せなかった。
放課後、杏奈と早織、そして例の6人…いや、5人だったか…。
それ以外が全員揃って、話し合いをしていた。
テーマは、杏奈と早織の独裁について。