うしろの正面だーあれ
『あっ 待って!
今の話、分かってると思うけど杏奈ちゃんと早織ちゃんには内緒だよ!』
『分かってるって。』
『帰ろうぜ。』
これで、バレないはずだった。
約束したはずだった。
しかし、誰かが裏切った――…
翌日――
教室に着いた佐和は、いきなり杏奈と早織に呼び出しをくらった。
状況が分からない。
全く読めない。
しかし、2人の表情を見るなり、佐和の顔は凍りつくことになる。
悪魔のような笑みを浮かべていたのだ。