うしろの正面だーあれ



しだいに震える足は、すでに力が入らない。



そんな佐和を引きずりながら、杏奈と早織は体育館裏へと向かう。



手が冷たい。



感覚がない。



手先、足先はこんなにも冷たいのに、体の中は熱い。



冷や汗が出る。



しだいに大きくなる鼓動は、耳元で聞こえてくる程だ。






運命の体育館裏。



果たして、ここで何が行われるのだろうか。



佐和は生きて帰ってこれるのだろうか…。



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