うしろの正面だーあれ
『あんたが1人で言ってたんだって?』
『!?
違っ…みんなも言って…』
『人のせいにする気!?』
早織が怒鳴った。
本当に みんなも言ってたのに…
何で私だけ?
誰がこんなこと…。
『どうなの?』
『…確かに私も言った…。
けど!私は うざいとか、独裁者とか言ってない…。』
『こっちは全部 知ってんだよ!今更しらばっくれんな!』
『だって、言ってな…』
佐和の言葉を遮って、杏奈が佐和の髪をわしづかみにし、彼女を壁に押し付けた。
『痛っ…』
『これでもまだ言ってないって言うの?』
そう言った杏奈の顔には不気味な笑みが浮かんでいた。