うしろの正面だーあれ



頭を抱えていた佐和が、不意に視線を上げた。



!?



『なっ…』



佐和が驚くのも無理はない。



現れたのだ。



今まで姿を見せなかった ある者が。



透明な体をして…。






壁に背をつけ、目一杯 逃げようとする佐和に少年は言った。



『教えてあげようか?』



< 245 / 675 >

この作品をシェア

pagetop