うしろの正面だーあれ
その言葉に、佐和は驚きを隠せない。
自分が考えていたことが、何故 目の前の霊は分かるのだ。
そもそも、何故 霊が見える?
そのときの佐和には、そんなことを考えられるだけの余裕は無かったかもしれない。
とにかく怖くて仕方がなかったのだ。
そんな佐和の様子を冷ややかな目で見ていた少年は、再び口を開いた。
『知りたくない?真相。』
『し…んそう…?』
『そう。あの日、本当は何が起こったのか。』