うしろの正面だーあれ
そしたら、お偉いさんが『セイジ、やめぇ。』言ぅて。
集団の真ん中から、白い上下のスーツに赤いシャツの男が現れた。
『お嬢ちゃん、すまんなぁ。怪我ないか?』
『…別に。』
『これで許してもらえるか?』
そう言うと、その男は あたしに頭を下げた。
『え…』
『譲治さん!』
『ジョージさん!』
ジョージっていう男が頭を下げたのが よっぽどのことやったんやろな。
組員全員びっくりしてた。