だから、あたしは
大河内と仲良くすると騎士が不機嫌そうな顔つきになる。騎士って、すっごく嫉妬深い。

 なんとなく、騎士のジェラシーがパワーアップしている気がする。他の男の子と仲良くすると騎士の目元が暗くなる。こんなにも騎士に愛されていると想うとワクワクしちゃう。

 最近は、料理に興味がある。あたしは肉じゃがやスキヤキも作れるようになった。今度、茶碗蒸しというものに挑戦したいと思ってる。
 
 お部屋のお掃除も楽しくやっている。すごい進歩だわ。あたしが女の子のままだったら、こんな体験はしていない。

 あたしは、手紙を書きながら微笑む。

《いつか、レイラが日本に来た時には、あたしの素敵な恋人と素敵なクラスメイトや大河内を紹介しますね。この先、何年、ここにいられるのか分かりませんが、あたしは男の子として生活を楽しみたいと思っています。秘密のボーイズ・ライフを満喫しています。今の気持ちを一言で言うと、ボーイズ・ライフはワンダフルという感じです。少年期を終えて女の子に戻った時の為にも、一瞬、一瞬の輝きを胸に焼き付けていきたいと思っています》

 書き終えた後、あたしは騎士のもとへと向かう。









おわり
< 104 / 104 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

あなたがいるから世界は美しい

総文字数/6,723

恋愛(オフィスラブ)4ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
三十四歳の寧々は父親の借金を返すために必死になって働いていた。 そんな寧々が年下の副社長の秘書として働くことになる。
花咲く森のから騒ぎ

総文字数/70,622

ファンタジー57ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ほのぼのとしたファンタジーです。
突然、あなたが契約彼氏になりました

総文字数/30,815

ミステリー・サスペンス28ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
全29ページです。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop