天使なのに、なぜか甘やかされています。
顔が近い。
上手く息が出来ない。
……じゃなくて、だめ、冷静になって。
このままじゃ、まずい。
もし布団めくられたら、消えそうなの、バレてしまう!
「白鳥、お前、昼休みに屋上階段に来なかった日から俺のことわざと遠ざけてるだろ」
「え」
「嘘も付き続けてるし」
「っ……」
外の雨はまだ止まない。
刺激を与えるように強まるばかり。
隣に寝たまま、世河くんが真剣な眼差しをわたしに向ける。