溺愛してみたい君振り向かせたくて

第四話.囁きの行方

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 水着に着替えることになり、えみとは更衣室の前で別れた。

 さてどうやって教えるかな。

 先に着替えて出てきた俺は、入り口近くにあるベンチに座っていた。

 思案していたら、レスキーがニヤニヤ笑いながら、俺に近づいてくる。

「彼女とは、本当にお見合い?」

「……野次馬だなあ。レスキーは。見合いっていうか、彼女は別で知り合いの紹介だよ」

 俺は、不機嫌な顔そのままに答えた。

「祥のタイプとしては、かけ離れているから、本当に見合いだと思った」

「えみは、俺のタイプだよ」

「そうか? いつもと違う素朴な感じじゃないか。違う?」

 レスキーは、訳知り顔で言ってくる。

「そんなことない」

「そうだって。あんな純粋な子、珍しいよなあ。俺もああいう子と、遊んでみたいかも」

「オリアに言うぞ」

「ジョークだって。あ、来た来た。しかし祥がロリコンとはねえ」

「レスキー」

 俺は、レスキーを睨みつけて、頭をポカリと叩いておいた。

 少しは納得は、出来てはいる。

 出てきた女性たちの中に紛れているえみは、他とは違って、グラマラスな女性が多いぶん、確かに幼くは見えたーー。
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