大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
開放感あふれるサロンへと彼を案内すると「お茶の用意をしてきますので、お待ちください」と言って、また厨房へと向かった。
さすがにセシリアが行ったり来たりしている様子を見た使用人の一人が「私がお持ちしますよ」と言ってくれたので、セシリアは先にサロンへと戻ることにした。
「お待たせして申し訳ありません。今、お茶の用意ができますので」
真っ白い丸形のテーブル。彼の真向かいに座ってはみたものの、何をしゃべったらいいのかさっぱりとわからない。
「セシリア。おまえ、年はいくつだ?」
「八歳になったばかりです。シオンさまは?」
「十三だ……うん、十年後に結婚しよう。おれはおまえが気に入った」
なぜ急に結婚の話になるのか、セシリアにはさっぱりわからない。
「いやです。セシリアは結婚しません」
「あぁ?」
セシリアの答えが面白くなかったのか、シオンは紫の目でぎろっと睨みつけてきた。
さすがにセシリアが行ったり来たりしている様子を見た使用人の一人が「私がお持ちしますよ」と言ってくれたので、セシリアは先にサロンへと戻ることにした。
「お待たせして申し訳ありません。今、お茶の用意ができますので」
真っ白い丸形のテーブル。彼の真向かいに座ってはみたものの、何をしゃべったらいいのかさっぱりとわからない。
「セシリア。おまえ、年はいくつだ?」
「八歳になったばかりです。シオンさまは?」
「十三だ……うん、十年後に結婚しよう。おれはおまえが気に入った」
なぜ急に結婚の話になるのか、セシリアにはさっぱりわからない。
「いやです。セシリアは結婚しません」
「あぁ?」
セシリアの答えが面白くなかったのか、シオンは紫の目でぎろっと睨みつけてきた。