【完結】年の差十五の旦那様Ⅲ~義妹に婚約者を奪われ、冷酷な辺境伯の元に追いやられましたが、毎日幸せです!~
「……そうか。わかった」
私の真剣な意見を聞いてか、旦那様が大きく頷かれる。
「一応、アネットと話し合う場を設ける。ただ、条件がある」
「……はい」
「まず、俺も同席する」
「え……」
旦那様のお言葉に、私は目をぱちぱちと瞬かせてしまった。
「さすがにここまでシェリルが言うのに、俺ばかり逃げているわけにはいかないだろう」
何処か呆れたような態度で、旦那様がそうおっしゃる。……なんだか、嬉しかった。
「二つ目、もしもアネットがシェリルを傷つけようとした場合。俺はシェリルの意見を聞かず、アネットを追い出す。いいか?」
「……はい」
条件を呑まないと、話し合えないことは理解していた。なので、私はなんのためらいもなく頷く。
「日程の調整は俺がしておこう。……シェリルは、今はとにかく身体を休めてくれ」
「……なにからなにまで……」
「いい。元々、俺がまいた種みたいなものだからな」
ここまで面倒なことを押し付けているにもかかわらず、旦那様は笑われていた。
「それに、シェリルのわがままを叶えるのは、悪くない……と、思う」
「……旦那様」
「それに、俺もシェリルに助けられていることがたくさんあるからな」
……そんなこと、ないのに。
(だけど、嬉しい)
そう思ったから、自然と頬を緩めて、私は旦那様に笑いかけた。
「私も、たくさん助けていただいています」
「……あぁ」
「ふつつかな妻ですが、今後も側においてくださると、嬉しいです」
それは、私の心の底からの言葉だった。
私の真剣な意見を聞いてか、旦那様が大きく頷かれる。
「一応、アネットと話し合う場を設ける。ただ、条件がある」
「……はい」
「まず、俺も同席する」
「え……」
旦那様のお言葉に、私は目をぱちぱちと瞬かせてしまった。
「さすがにここまでシェリルが言うのに、俺ばかり逃げているわけにはいかないだろう」
何処か呆れたような態度で、旦那様がそうおっしゃる。……なんだか、嬉しかった。
「二つ目、もしもアネットがシェリルを傷つけようとした場合。俺はシェリルの意見を聞かず、アネットを追い出す。いいか?」
「……はい」
条件を呑まないと、話し合えないことは理解していた。なので、私はなんのためらいもなく頷く。
「日程の調整は俺がしておこう。……シェリルは、今はとにかく身体を休めてくれ」
「……なにからなにまで……」
「いい。元々、俺がまいた種みたいなものだからな」
ここまで面倒なことを押し付けているにもかかわらず、旦那様は笑われていた。
「それに、シェリルのわがままを叶えるのは、悪くない……と、思う」
「……旦那様」
「それに、俺もシェリルに助けられていることがたくさんあるからな」
……そんなこと、ないのに。
(だけど、嬉しい)
そう思ったから、自然と頬を緩めて、私は旦那様に笑いかけた。
「私も、たくさん助けていただいています」
「……あぁ」
「ふつつかな妻ですが、今後も側においてくださると、嬉しいです」
それは、私の心の底からの言葉だった。