セカンドマリッジ ~病室で目覚めたら、夫と名乗るイケメン社長との激甘夫婦生活が始まりました~
「言葉だけで信じられないなら、僕たちが想い合っている証拠を見せよう」
俊也の前に置いたタブレットを操作し、志歩との思い出ばかりを詰め込んだフォルダーを呼び出した。その中からお気に入りの写真を表示する。
画面外の悟に向かってはにかむ志歩の写真。志歩の悟への想いが滲み出ている。
悟は志歩が幸せそうに笑う写真を次々に表示していった。
「これだけの思い出を嘘で作るとは思えないだろう? 志歩さんも心から笑っているのがわかるはずだ」
俊也は眉間に深く皺を刻んで、画面の中の志歩を見ている。その顔には先ほど感じた怒りはなく、切なさが浮かんでいる。
おそらく志歩の笑顔が本物だとわかっているのだろう。悟と微笑み合う姿に、志歩の想いがどこにあるかを理解したに違いない。
それでも、簡単には納得できないらしい。俊也は眉間に皺を寄せたまま、小さくつぶやく。
「……そうなるように仕向けただけだろ」
「ただ純粋に志歩さんを幸せにしただけだ。僕たちの想いは本物だよ。過去から現在まで写真をたどっていけばわかる」
今度は一番古い写真を表示し、そこから現在へ向かって写真を切り替えていく。
初めは少し空いていた距離が密着するほど近くなり、志歩の表情は硬い笑顔から満面の笑みへと変化している。
「少しずつ志歩さんの笑顔が自然になっていっているだろう? 僕たちが想いを育んできた証拠だ」
さらに写真を切り替えていくと、あるところで志歩の表情が再び硬いものへと変わる。それは事故に遭い、記憶を失くしたばかりの頃の写真だ。
「記憶を失くした直後は君に傷つけられたことを鮮明に覚えていたようで、この頃の表情はとても硬い。でも、時間が経つごとに、少しずつやわらかくなっている。志歩さんが僕にもう一度恋をしてくれたからだよ。僕たちは今、愛し合っている」
最新の写真には悟に後ろから抱きしめられながら、嬉しそうに笑う志歩の姿が写っている。
「……騙してるだけだろ」
なかなか受け入れない俊也に、悟は彼の罪を思い知らせる。
俊也の前に置いたタブレットを操作し、志歩との思い出ばかりを詰め込んだフォルダーを呼び出した。その中からお気に入りの写真を表示する。
画面外の悟に向かってはにかむ志歩の写真。志歩の悟への想いが滲み出ている。
悟は志歩が幸せそうに笑う写真を次々に表示していった。
「これだけの思い出を嘘で作るとは思えないだろう? 志歩さんも心から笑っているのがわかるはずだ」
俊也は眉間に深く皺を刻んで、画面の中の志歩を見ている。その顔には先ほど感じた怒りはなく、切なさが浮かんでいる。
おそらく志歩の笑顔が本物だとわかっているのだろう。悟と微笑み合う姿に、志歩の想いがどこにあるかを理解したに違いない。
それでも、簡単には納得できないらしい。俊也は眉間に皺を寄せたまま、小さくつぶやく。
「……そうなるように仕向けただけだろ」
「ただ純粋に志歩さんを幸せにしただけだ。僕たちの想いは本物だよ。過去から現在まで写真をたどっていけばわかる」
今度は一番古い写真を表示し、そこから現在へ向かって写真を切り替えていく。
初めは少し空いていた距離が密着するほど近くなり、志歩の表情は硬い笑顔から満面の笑みへと変化している。
「少しずつ志歩さんの笑顔が自然になっていっているだろう? 僕たちが想いを育んできた証拠だ」
さらに写真を切り替えていくと、あるところで志歩の表情が再び硬いものへと変わる。それは事故に遭い、記憶を失くしたばかりの頃の写真だ。
「記憶を失くした直後は君に傷つけられたことを鮮明に覚えていたようで、この頃の表情はとても硬い。でも、時間が経つごとに、少しずつやわらかくなっている。志歩さんが僕にもう一度恋をしてくれたからだよ。僕たちは今、愛し合っている」
最新の写真には悟に後ろから抱きしめられながら、嬉しそうに笑う志歩の姿が写っている。
「……騙してるだけだろ」
なかなか受け入れない俊也に、悟は彼の罪を思い知らせる。