俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
こうして研吾に課された札幌と大阪のホテルの底上げは何とかやり切ったのだ。

どちらのホテルも飛躍的に売上げを伸ばしている。

東京や札幌になかったホテルショップも併設されて妖精グッズの売上げも後押しした。

研吾はホテルショップに妖精のフィギュアを売り出したいという企画部の要請にはNGを出した。

ホテル・ラ・ルミエールのオリジナルの妖精のフィギュアは、イベントの時や決まった日の宿泊客にしかもらえないものだから、特別感があるのだ、。

それがいつでも買えるとなれば興味が薄れていくしイベントの人気も無くなっていくだろう。

また今人気だからといつも同じものでは飽きられる毎年全力で企画を考えていかないといけないと言って企画部に奮起を促している。

企画部は今年のイベントが終わると、すぐに来年のイベントの企画の話し合いに入るので、ゆっくりする暇はない。

特に7月以降の1年の後半はイベントの運営もある。

前半にイベントの内容を決めて後半はその成功のために行動する。

優依は請われると各ホテルの企画部の企画会議に参加する。

特に大阪はショップエリアもありその企画もあるので企画部はフル回転で、人員も大幅に増やされている。

各ホテルのアメニテイグッズも国内の有名化粧品メーカーとのコラボで、妖精が容器などに印刷されたものが各ホテルに置かれるようになった。

これも優依の提案だったのだが、アメニテイグッズを入れた袋にも妖精のワッペンが縫い付けられていて、とても評判になった。

女性客の宿泊が増えたのは言うまでもなく、全国のホテルのアメニテイの人気投票でナンバーワンになったのだった。

研吾が優依と言うパートナーを得て、副社長としてしっかりとその役目を果たしていくようになった。
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