縁はいなもの?味なもの?



🥞「は?購買も案内もいるじゃんか、男性もいるだろ違うの連れてけよ」


「は?行くのよアンタが!アンタが行かないとダメなのよ
コレ社長命令よ」

「嘘つけ姉ちゃん命令だろ
昔から俺に頼む時必ず親父の命令ってたよな」


「じゃあボーナスカット
って手もあるのよフフン」


「ハァ~・・・.。oஇ


分かったよ
いけばいいんダロ
ねーちゃんの奢りの飯付きナ‼会社の
経費で落とせねーからな」


「わかった」



坂道を登って行くと道の通りにはまだ色を付け始めたハナミズキが長く並び白ピンクの木々で出迎えてくれた

ホテルの入口から皐月が赤白ピンクグリーンのコントラストで手入れされた四角く綺麗に
整えられた枝から咲き誇っている
春に三日の晴れ間なしの言われ通り石畳は雨をすって
日本庭園が広く伸びてThe日本の春満載だ 外国人が喜びそうな作りと思う。

商談にも使えそう
絵里香は満足げに呟く

ホテルの作りは縦長く下に来るほど丸みを帯び凄く珍しい作りになっている。


「ようこそいらっしゃいませ」

品の良さそうなフロントに
きちんと身なりを整得た男性(推定50くらい)が頭をさげる。

俺と姉貴はフロントへと足を進める
フロント前に行くと又頭を深く下げられた

「いらっしゃいませ」
と微笑む顔をよく見ると・・・
髪をひとねじりしてアップに整得た女性?アレこの子は?
たしかに見覚えがある
えーっと確か確か🤔
「あー⊙ ⊙たしかオマエ加奈ダッケ?」👉
俺は咄嗟に呼んでしまった
ビックリしたフロントの男性は加奈を見る

加奈は一瞬ドギマギしていたが気を取り戻して姿勢をただし「いらっしゃいませ
ご無沙汰いたしております。
その節はお世話になりました」

とご丁寧なご挨拶
どうやら加奈も俺の事を忘れていなかったようだ

「武知り合い?」
絵里香は不機嫌そうに武を振り向き聞いてくる、


「うん、ちょっとね」

「あんたねー」
呆れ顔の絵里香は武の悪いくせのナンパで知り合ったと誤解して武を睨んだ

武は女癖が悪く仕事は出来るが頭の痛い行動もする
なんせグループ会社の跡取りだ
金遣いのあらい女や癖の強い女に捕まったら会社存続の危機



「貴方、武とお知り合い?」

凄みのある目を向ける絵里香に
加奈は丁寧に答えた。
「はい、1年前私が大学四年の時、変な男に追いかけられて助けていただきました。御礼に伺うに連絡先も何も分からなかったので、随分失礼いたしました」。

納得出来ない絵里香は武をチラ見しながら尋問のようにきいてくる
「携帯で連絡先交換はしなかったの?」

「なんだよ、そんなんしてねーよ、誰かれ手当たり次第なんて思うなよアネキ」
加奈も冷ややかな態度で

「私も軽く教えません、それに私あの時、携帯持って無かったので」

それを聞いて驚いたのは武だった。

「あの時警察に電話してたよな?」

「あれはマネです。通りかかった方が本当に警察に通報してくれたみたいです。警察の方から聞きました」

今時の大学生が携帯を持たないなんて異次元かと思うくらい、絵里香もビックリ。今の時代、小学生ですら持っているのに⤴ぃ?


携帯持っていない、それには深い事情があった、人には話せないくらい



「佐藤様お待たせしました、今海が参りました会議室へどうぞこちらです。」
フロントマネージャーの川崎優吾が先を歩き案内する

2時間ほどしてさっきの気の強そうな女性と武が加奈の前にあらわれた
つかつかとヒールの音を響かせてさっきの女性が声をかける

「遅くなったけど
私こうゆうものです」
加奈に名刺を差し出した

「佐藤コーポレーション秘書室佐藤絵里香さん?」
加奈は名刺を見ながら小さく呟いた

「そう、コイツは私の弟の武よ

今度新人歓迎会をここのホールでやるから
よ、ろ、し、く、ね。



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