春よ、瞬け。
そして、次の日のことだった。
冴くんの激が飛んだのは、、、
「深見さん、ちょっといい?」
朝から冴くんに呼ばれた深見さん。
深見さんは「はい。」と返事をして、冴くんの元へ行った。
「広告に載る家具のCLAの打ち込みなんだけど、リストに済印が押してあるってことは、終わってるってことだよね?」
冴くんの問いに、自信満々に「はい!終わってます!」と深見さんは答えた。
「これ、深見さんが打ち込みしたの?」
「えっ、、、ど、どうしてですか?」
「済印の横に書いてある日付のこの字、深見さんの字じゃないよね?あと、CLAを開いた履歴を確認したら、俺と風早の名前しかないんだけど、これはどうゆうこと?」
冴くんの鋭い突っ込みに返答に困っている深見さん。
すると、深見さんは「あ、それは、わたしがCLAへの打ち込み方が分からなくて困っていたら、風早さんがやってくれると言ったので、お願いしました!」と答えた。
冴くんは深見さんの返答に呆れ顔をすると、「深見さん、それ本当の話?」と訊いた。
「は、はい、、、」
「深見さん、まだCLA使えないの?しかも、風早にお願いした?深見さん、こう言っちゃ悪いけど、風早の仕事量分かってる?風早は、深見さんの担当部門の3倍の部門を担当してるんだよ?忙しいの分かるよね?そんな後輩に自分の仕事をよくお願い出来るね。しかも、担当部署も違うのに。」
冴くんの言葉に深見さんは黙り込んだ。
そんな深見さんを見て、冴くんはデスクの引き出しから分厚いファイルを取り出し、深見さんに差し出した。
「CLAのマニュアル。今日中に覚えて。練習モードがあるから、必ず今日中にはCALを打てるようになること。以上、戻っていいよ。」
深見さんは冴くんの言葉に顔を引きつらせると、分厚いファイルを受け取り、自分のデスクへ戻って行った。
「風早。」
冴くんに呼ばれ、「はい。」と返事をするわたし。
「次からは、誰からの仕事も引き受けるな。分かったな?」
「はい、、、すいません。」
冴くん、怒ってる、、、
深見さんも怒られて機嫌悪くなってるし、、、最悪だ。