きみはあたしのライラック
「……やっぱり
すずの作ったお菓子はおいしいね。」
ひもろぎさんが大好きな
甘いチョコレートのお菓子。
それをひとくち口にして
味わうようにゆっくりと咀嚼した後
ひもろぎさんは、ふわりと口許をやわらげた。
幸せそうに笑う、その姿につられて
あたしの表情も綻ぶ。
「いっぱい食べてね。」
「うん。」
青空の空間、丸いちゃぶ台
ふかふかの座布団、甘いお菓子。
夢の中のひもろぎさんと一緒に過ごす
久しぶりの、癒しの時間。
「「…」」
沈黙も全然苦にならない。
美味しそうにお菓子を頬張るその姿を
見ているだけで、幸せで。
焼き付けるように、じっと見つめていると
気づいたひもろぎさんは、照れたように笑う。
「…っ」
はにかんだような笑顔が
たまらなく かわいくて
我慢できなかったあたしは
ぎゅっとその体を抱き寄せた。
「かわいいっ」
「んっ、すず、苦しいよ。」
「ひもろぎさん、かわいいんだもん。」
ここぞとばかりに
ふわふわの髪の毛を撫で回しながら
ハートマークを飛ばすあたしに
困ったように笑いながらも
ひもろぎさんは嫌がることなく
腕の中に収まってくれる。
「すずの方が、かわいいよ。」
「ひもろぎさんは
いつもそう言ってくれるね。」
「好きな子だもの。
かわいいのは当たり前だよ。」
不意に向けられた愛おしげな眼差しに
一瞬、あたしの心臓が高鳴る。
すずの作ったお菓子はおいしいね。」
ひもろぎさんが大好きな
甘いチョコレートのお菓子。
それをひとくち口にして
味わうようにゆっくりと咀嚼した後
ひもろぎさんは、ふわりと口許をやわらげた。
幸せそうに笑う、その姿につられて
あたしの表情も綻ぶ。
「いっぱい食べてね。」
「うん。」
青空の空間、丸いちゃぶ台
ふかふかの座布団、甘いお菓子。
夢の中のひもろぎさんと一緒に過ごす
久しぶりの、癒しの時間。
「「…」」
沈黙も全然苦にならない。
美味しそうにお菓子を頬張るその姿を
見ているだけで、幸せで。
焼き付けるように、じっと見つめていると
気づいたひもろぎさんは、照れたように笑う。
「…っ」
はにかんだような笑顔が
たまらなく かわいくて
我慢できなかったあたしは
ぎゅっとその体を抱き寄せた。
「かわいいっ」
「んっ、すず、苦しいよ。」
「ひもろぎさん、かわいいんだもん。」
ここぞとばかりに
ふわふわの髪の毛を撫で回しながら
ハートマークを飛ばすあたしに
困ったように笑いながらも
ひもろぎさんは嫌がることなく
腕の中に収まってくれる。
「すずの方が、かわいいよ。」
「ひもろぎさんは
いつもそう言ってくれるね。」
「好きな子だもの。
かわいいのは当たり前だよ。」
不意に向けられた愛おしげな眼差しに
一瞬、あたしの心臓が高鳴る。