お姫様の条件


そして約1時間。
歌を完璧に覚えた私はあることを思いだす。
「んあーーーーー!!!!!!!!!」
海音寺響はギョッとした目で私を見た。
「な、なんだ!?」
「すっかり忘れてた!藍本流基のニューシングル!!!」
私は半泣き状態だ。
どうしても初回盤が欲しかったから。
え?だったら予約すりゃいいじゃんって?
い、いろいろ忙しかったの!!!
…勉強とか………
………うん。
言い訳はやめるよ。

「俺、貰ってきてやろっか?流基に」
海音寺響は平然と言う。
…ぇえ!!??
直接御本人様から!?
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