【完結】悲劇の継母が幸せになるまで
「もうお腹いっぱいになってしまって……」
「それだけしか食べてないのに?」
アンリエッタは不思議そうに眉を寄せた。
ヴァネッサが食べたのは一枚のクッキーだけだ。そう思うのも仕方ないだろう。
「本当ならお皿いっぱいに食べたいけれど……今はまだ難しいみたいなの」
「……!」
ヴァネッサがそう言うと、アンリエッタはこちらをじっと見た後、申し訳なさそうにマドレーヌを自分の皿へと下げた。
言葉ではツンとしているが、アンリエッタの表情はわかりやすい。
「でもね最近はパン一個とスープ、サラダも食べられるようになったのよ! すぐにマドレーヌとクッキーもたくさん食べられるようになるはずっ」
「……!」
「この世界にもきっと甘くて美味しいものがたくさんあるんでしょうね……! 全部、食べ尽くしたいわ!」
好きなものを好きなだけ食べられるとはどんな気持ちなのだろうか。
少し考えただけでも幸せそうである。
「ふふっ、ヴァネッサったらおもしろいわ」
「そうかしら?」
「それだけしか食べてないのに?」
アンリエッタは不思議そうに眉を寄せた。
ヴァネッサが食べたのは一枚のクッキーだけだ。そう思うのも仕方ないだろう。
「本当ならお皿いっぱいに食べたいけれど……今はまだ難しいみたいなの」
「……!」
ヴァネッサがそう言うと、アンリエッタはこちらをじっと見た後、申し訳なさそうにマドレーヌを自分の皿へと下げた。
言葉ではツンとしているが、アンリエッタの表情はわかりやすい。
「でもね最近はパン一個とスープ、サラダも食べられるようになったのよ! すぐにマドレーヌとクッキーもたくさん食べられるようになるはずっ」
「……!」
「この世界にもきっと甘くて美味しいものがたくさんあるんでしょうね……! 全部、食べ尽くしたいわ!」
好きなものを好きなだけ食べられるとはどんな気持ちなのだろうか。
少し考えただけでも幸せそうである。
「ふふっ、ヴァネッサったらおもしろいわ」
「そうかしら?」