【完結】悲劇の継母が幸せになるまで
それに当たり前ではあるが一カ月やそこらでマナーを習得できるわけではない。
わかってはいたが、うまくできないのは悔しいではないか。
三十分くらいはアンリエッタからマナーを学んで、残り三十分はクッキーを食べながらおしゃべりすのがお決まりのパターンだ。
そんな日々を過ごしていたら、今はクッキーを三枚も食べられるようになった。
次はマドレーヌを丸々一個、食べられるようになるのが目標だった。
(アンリエッタと仲良くなれるし、甘いものも食べれてこの時間が幸せだわ)
すっかりアンリエッタに餌付けされたヴァネッサはクッキーの甘さにメロメロである。
(クッキーのためならどんなことだってがんばれるわ!)
過去に遡り、アンリエッタにマナーを教わりだして一週間が経とうとした頃だった。
クッキーを楽しみにしつつマナーを学んでいたのだが、普段使わない筋肉を使うからか体の節々が痛くなってしまう。
元々、体力がないのもそうだが、挨拶の練習をやり過ぎたことで次の日に熱と筋肉痛でまったく動けなくなってしまったのだ。
その時はギルベルトに無理をするなとこっぴどく怒られてしまった。
彼はアンリエッタとガゼボで会ってお茶をしていることを知っていたらしいが、こうなるまでヴァネッサが無理をするとは予想していなかったらしい。
暫くアンリエッタに会うのを止めるように言われたが、ヴァネッサは断固拒否である。
わかってはいたが、うまくできないのは悔しいではないか。
三十分くらいはアンリエッタからマナーを学んで、残り三十分はクッキーを食べながらおしゃべりすのがお決まりのパターンだ。
そんな日々を過ごしていたら、今はクッキーを三枚も食べられるようになった。
次はマドレーヌを丸々一個、食べられるようになるのが目標だった。
(アンリエッタと仲良くなれるし、甘いものも食べれてこの時間が幸せだわ)
すっかりアンリエッタに餌付けされたヴァネッサはクッキーの甘さにメロメロである。
(クッキーのためならどんなことだってがんばれるわ!)
過去に遡り、アンリエッタにマナーを教わりだして一週間が経とうとした頃だった。
クッキーを楽しみにしつつマナーを学んでいたのだが、普段使わない筋肉を使うからか体の節々が痛くなってしまう。
元々、体力がないのもそうだが、挨拶の練習をやり過ぎたことで次の日に熱と筋肉痛でまったく動けなくなってしまったのだ。
その時はギルベルトに無理をするなとこっぴどく怒られてしまった。
彼はアンリエッタとガゼボで会ってお茶をしていることを知っていたらしいが、こうなるまでヴァネッサが無理をするとは予想していなかったらしい。
暫くアンリエッタに会うのを止めるように言われたが、ヴァネッサは断固拒否である。