罪深く、私を奪って。
本当はいつも『ダーリン』なんて呼んでるくせに、会社ではちゃんと『石井』って呼ぶんだなぁ。
二人の社内での素っ気ない態度に、秘密を知ってしまったみたいでなんだか私までドキドキする。
これぞ、社内恋愛って感じ。
「亜紀、お前酒臭いぞ。そんなんで仕事になんのか?」
「ん、気合でなんとか」
そう答えた亜紀さんを鼻で笑って歩いていく石井さん。
その彼の後姿を見ながら、
「亜紀さんって、社内恋愛してたんですね。私今までぜんぜん気づかなかったです」
と、小さい声で言いうと、亜紀さんはスポーツドリンクをごくりと喉を鳴らして飲み込みながら、私に向かって片手で手を合わせるポーズをした。
「あ、ごめん。その話みんなには内緒にしててくれる? やっぱ社内で付き合ってんのばれると色々面倒だからさ」
確かに。
社内一のイケメンの石井さんと、美人営業の亜紀さん。
この二人が付き合ってるって事をみんなが知ったら大騒ぎになるだろうし、色々面倒もあるんだろうな。
「大丈夫ですよ。誰にも言ったりしません」
私がそう言った時、業務開始時間を知らせるチャイムが鳴った。
「あ、もうこんな時間!」
「じゃあね」
慌てて立ち上がり受付に向かいながら、昨日石井さんがお金出してくれたこと、亜紀さんに言いそびれちゃったなぁと、ぼんやりと思った。
受付の仕事は、優柔不断な私に合ってると思う。
二人の社内での素っ気ない態度に、秘密を知ってしまったみたいでなんだか私までドキドキする。
これぞ、社内恋愛って感じ。
「亜紀、お前酒臭いぞ。そんなんで仕事になんのか?」
「ん、気合でなんとか」
そう答えた亜紀さんを鼻で笑って歩いていく石井さん。
その彼の後姿を見ながら、
「亜紀さんって、社内恋愛してたんですね。私今までぜんぜん気づかなかったです」
と、小さい声で言いうと、亜紀さんはスポーツドリンクをごくりと喉を鳴らして飲み込みながら、私に向かって片手で手を合わせるポーズをした。
「あ、ごめん。その話みんなには内緒にしててくれる? やっぱ社内で付き合ってんのばれると色々面倒だからさ」
確かに。
社内一のイケメンの石井さんと、美人営業の亜紀さん。
この二人が付き合ってるって事をみんなが知ったら大騒ぎになるだろうし、色々面倒もあるんだろうな。
「大丈夫ですよ。誰にも言ったりしません」
私がそう言った時、業務開始時間を知らせるチャイムが鳴った。
「あ、もうこんな時間!」
「じゃあね」
慌てて立ち上がり受付に向かいながら、昨日石井さんがお金出してくれたこと、亜紀さんに言いそびれちゃったなぁと、ぼんやりと思った。
受付の仕事は、優柔不断な私に合ってると思う。