悪役令嬢と誤解され王子から婚約破棄を言い渡されましたが私にどうしろというのでしょう?
「こんな酷い扱いを受けて、なぜ私が乗り越える努力をしなければならないのですか!?
私にも心があります。一方的に婚約破棄を言い渡されて、立ち向かえるほど図太い神経しておりませんわ!」
「それって、プライドが高いだけじゃないですか。
国の安泰より自分のプライドを守るんですか?
そのプライドの高さがビンビンに伝わってくるから、アルノート様が癒しを求めて私みたいな徹底的下級女の元に逃げ込んでくるんですよ」
「徹底的下級って…」
呆然としたままアルが呟く。
「そうですよね?アルノート様。
私は自分の立場をわきまえなきゃならない立場ですから、今までアルノート様に何ひとつ逆らうことなく、常に笑顔で接してきました。
だって、対等じゃないから、怒りを買うのが恐くてそうするしかなかったんです。
その中で、何としても婚約破棄の流れを変えたくて頑張ってきたんですけど、アルノート様はそんなことには一切気付かず、愚痴や不満を私に聞かせて発散していたんですよね。
ジェリーナ様に言ったら、今みたいに努力と根性論を語られた上にお説教ですもの。言えるはずないですよね」
「リリアを不満のはけ口にしていたわけじゃない…」
アルってば、ここまで言われても怒らないの?
なんで縋るような目をそんな子に向けるの?
「アルノート様も大変だなって思ってましたから、私も同情したし話は聞きました。
でも、それだけなんです。
もう一度キッパリ言わせていただきますが、アルノート様に恋愛感情はありません。
皆無。ゼロです。ごめんなさい。申し訳ないです。本当に。見逃してください…」
ついにアルは泣き出した。
私にも心があります。一方的に婚約破棄を言い渡されて、立ち向かえるほど図太い神経しておりませんわ!」
「それって、プライドが高いだけじゃないですか。
国の安泰より自分のプライドを守るんですか?
そのプライドの高さがビンビンに伝わってくるから、アルノート様が癒しを求めて私みたいな徹底的下級女の元に逃げ込んでくるんですよ」
「徹底的下級って…」
呆然としたままアルが呟く。
「そうですよね?アルノート様。
私は自分の立場をわきまえなきゃならない立場ですから、今までアルノート様に何ひとつ逆らうことなく、常に笑顔で接してきました。
だって、対等じゃないから、怒りを買うのが恐くてそうするしかなかったんです。
その中で、何としても婚約破棄の流れを変えたくて頑張ってきたんですけど、アルノート様はそんなことには一切気付かず、愚痴や不満を私に聞かせて発散していたんですよね。
ジェリーナ様に言ったら、今みたいに努力と根性論を語られた上にお説教ですもの。言えるはずないですよね」
「リリアを不満のはけ口にしていたわけじゃない…」
アルってば、ここまで言われても怒らないの?
なんで縋るような目をそんな子に向けるの?
「アルノート様も大変だなって思ってましたから、私も同情したし話は聞きました。
でも、それだけなんです。
もう一度キッパリ言わせていただきますが、アルノート様に恋愛感情はありません。
皆無。ゼロです。ごめんなさい。申し訳ないです。本当に。見逃してください…」
ついにアルは泣き出した。