この恋は、賞味期限切れ
Heart 1

星屑



ピピピピピピピピ...


けたたましいスマホのアラームで目が覚めた。


スマホを手にとって時間を確認すると、もう7時50分!?


慌てて階段を駆け降りてリビングに行くと、母があきれた顔をしている。


「今日から学校始まるでしょ?高2にもなるんだからしっかりしなさいよ...」


「あーごめん!」


これ以上ここにいると小言が長くなる予感がしたため、さっさと朝食をとって自室に逃げ込んだ。


全速力で制服に着替え、髪をポニーテールにまとめる。


ほんとは今日から高2になるし、クラス替えもあるから髪を巻きたかったけど、時間がないから諦め。


「行ってきまーす!!」


学校までの道を全速力で走った。


学校に着き、校門でクラス表を確認していると、中学生からの親友である久遠陽菜乃がやってきた。


「はよー、悠月。クラスどう?」


「おはよ、陽菜乃。今年も同じクラスだよ。よろしく」


そうこうしているうちに朝のホームルームの予鈴が鳴った。


「やばっ!陽菜乃、ホームルーム始まるから急いで!」


私は陽菜乃にそう言い残し、走って教室に向かおうとする...が


「えー走るの無理ー」


......陽菜乃は極度のマイペースなのだ。


なんとか陽菜乃をひっぱって教室に向かう。
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