この恋は、賞味期限切れ



座席を確認すると、なんと陽菜乃と前後だった。


「ふーっ、なんとか間に合った...」


私が席に座りながらそう声をもらすと、陽菜乃は笑って言った。


「悠月がせっかちすぎるだけだよー!絶対歩いても行けたって」


「2人ともめっちゃギリだったじゃん。陽菜乃はいつもだけど悠月はどうしたの」


2人で話していると、突然声が隣から聞こえた。


「ああ、凪も近くだったんだ。」


「おはよー、凪くん。いつもってどうゆう意味かな?」


陽菜乃が凪にそう凄むと、凪は顔を青くしている。


「まあまあ陽菜乃、落ちつこ?」


さすがにかわいそうになって、どーどー、と陽菜乃をなだめる。


「私は今日は寝坊しちゃって。」
< 3 / 12 >

この作品をシェア

pagetop