この恋は、賞味期限切れ
座席を確認すると、なんと陽菜乃と前後だった。
「ふーっ、なんとか間に合った...」
私が席に座りながらそう声をもらすと、陽菜乃は笑って言った。
「悠月がせっかちすぎるだけだよー!絶対歩いても行けたって」
「2人ともめっちゃギリだったじゃん。陽菜乃はいつもだけど悠月はどうしたの」
2人で話していると、突然声が隣から聞こえた。
「ああ、凪も近くだったんだ。」
「おはよー、凪くん。いつもってどうゆう意味かな?」
陽菜乃が凪にそう凄むと、凪は顔を青くしている。
「まあまあ陽菜乃、落ちつこ?」
さすがにかわいそうになって、どーどー、と陽菜乃をなだめる。
「私は今日は寝坊しちゃって。」