苦手な同僚が同担だった件について。
だけど、私にとっては苦手な同僚に過ぎない。
先程のように話しかけてくるのも、誰に対して愛想が良いのもチャラいと思ってしまう。
というより、実際彼はチャラい。
同期でなければこんな風に話しかけられることもなかったはずなのに。
とにかくなるべく関わりたくない相手だ。
社内で何と言われようが、私はこのままでいい。
だって私には、飲み会なんかより大事なことがあるのだから。
*
帰宅した私は、すぐにシャワーを浴びる。
潔癖症と言う程ではないけれど、外から帰って来たらすぐに体を綺麗にしたい。
普段から大したメイクはしていないが、一秒でも早く顔をすっきりさせたい。
風呂から上がったらお気に入りのルームウェアに着替えて、冷蔵庫からビールを取り出す。
お酒が得意ではないと言ったけれど、別に嫌いなわけではない。
むしろ風呂上がりのビール程美味しいものはない。
「は〜〜っ、生き返る〜〜」
我ながらおじさんみたいだとは思うけど、これが私・角田かけるのルーティーンなのだ。
ビールを飲みながら作り置きしていたおつまみを取り出す。
空きっ腹を少しでも満たしてから、夕飯の支度に取りかかるのもいつものこと。
節約のため自炊はするけど、料理が得意なわけでも好きなわけでもない。
だからいつも時短レシピを検索して簡単なものをパパッと作る。
腹に入れたらなんでもいい、我ながらかなり大雑把だと思う。