その息尽きるまで時間は無限
佳凪の反応次第で、俺はカーストにすら入らなくなるかもしれない。




「…なんだ。」

「…3日前の、あれ。」

余計な息が、喉を通る。



「…」

「なんで、濡沢なんかに、あんな、されて。」



赤いランドセルを下げた方は震えていた。


かろうじて動く首をあおいに向けると、あおいは髪の毛を下に向けていて、顔が見えなかった。



「真、もう、」


佳凪の口が動く。


その動きが、気温を下げる。


「やめて。」
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