その息尽きるまで時間は無限
「泣くなって!」

教室なのに泣いてしまったのが悔しい。

えぐえぐと嗚咽を漏らす俺に寄り添う楓。

いつもからは信じられないほど優しかった。

相当久々に、幸せだった。



のに。



「え〜?真くん、どうしちゃったの?泣いてるの?だいじょーぶ?」

…悪魔の声が聞こえた。



顔を上げると、七晴がいる。


いつのまにか学校に来ていたようだ。

涙が一瞬で止まった。



「テメェはいいんだよっ、ほっとけ!!飯食ってろよ!」

「え〜っ、クロ、お弁当ないんだもん。 あっ、楓くん、お弁当持ってるんだ! クロ、食べてもいい?」


楓が追い払っても意味なし。


まて、食べられてしまうーーー。


「やめろ!俺のだ!」

「でも真くんにあげようとしてたよね?」

2人が大声で話し出したため、教室中の注目が集まってきた。
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